8月31日、今日の熊谷は、夜になりますと涼しいですよ。
この一週間、夜の涼しさに”ヤモリさん”お姿を見せなくなりました。
8月28日、午後1時45分、JkCCH、アーティックラブズ、パンクロッカー
コールネーム、”ダグラス”が旅立ちました。
2002年11月8日生まれ、当犬舎へ入舎いたしましたのは、2004年1月8日1歳1ヶ月と少々・・・この日のことは、忘れることが出来ません。
犬舎内に入ってきた彼は、”ぼく・・お散歩から帰ってきたよ”そんな雰囲気で、堂々と入ってきました。食事を与えますと、一気に食べて・・大らかで、優しくて、素直で、寛容な子でした。骨格は、頭部の起きさは群を抜いて・・太く逞しい四脚、
本部展に出ますと、ウイナーズを獲得・・3回連続、そして日本チャンピオンに、
どんな時でも穏やかで、威嚇する声や姿を一度も見たこと聞いたことがありません。
誰とでも、どんな犬種でも、安心して接することの出来る子でした。
心配のない子でした。多くの子供を世に送り出しました・・・昨年より、介護室で過ごすようになり、”夜泣きダグじいじ”に変身しました。
まるで子犬のようでしたよ・・・毎夜、声をかけ・・寝ていただきました。
ドッコイショ・・になりましても、発情中のメスの前で、へたり込んでいました。
発情探知機のようでしたよ・・・19日、立てなくなり、フードの食べが悪くなり
21日より、エゾジカの缶詰1缶とフード1カップ・・一日置きの食事・・26日には、ゆでた鶏肉を2切れ・・・泣き声も心なしか小さくなりました。
28日の午後・・別れの時が・・私に抱かれ、その時をゆっくりと待ちました。
主人に声をかけられ・・40分ほどで、安らかにその時を迎えました。
”ダグラス・・・本当にありがとう・・貴方のような子に出会えて、私達は本当に幸せだったよ・・・ありがとう・・・抱きしめると、大きく丸々とした身体は、いつまでも暖かく・・・言い知れぬ安堵感を覚えました。
これが、ダグラスの持ち味なのです。頼りがいのあるマラミュートです。
29日、お昼に熊谷を出発・・・赤城メモリアルパークまでドライブです。
主人の運転で、小学2年生の孫娘と3人でのドライブです。
風景は、雲海のような雲と山々・・29日、午後2時に荼毘に付し夕方帰宅いたしました。大きな敷ふとんと、バスタオルに包まれ、花束とたっぷり目のフードと、
大好きな缶詰を持参しての旅立ちです。
アーティックラブズ、パンクロッカー”ダグラス・・キングパパ”虹の橋へと走りぬいていきましょう・・暖かいお言葉と美しい花束をありがとうございました。
ダグラスへの想いに・・・心よりお礼申し上げます。
また会う約束をしての・・・一時の別れです。